二日酔いに効果的な5つのツボまとめ
お酒を飲みすぎると翌日に発生する二日酔い。
その日を無駄にしかねないほど、ツラく飲みすぎた前日を後悔するほどですよね?
そんな二日酔いですが、効き目があるツボを刺激することで素早く解消できると言われています。
そんなツボはどこにあるのでしょうか?
二日酔いに効果的な5つのツボ
人間の体には300を超えるツボが存在し、それぞれが体内と深い関係になっていると言われます。
体調不良は体内の異常ですから、ツボにその兆候が見られ、刺激をすることで症状を緩和させられるのです。
二日酔いに特に効果があると言われるのは、以下で紹介するツボなので参考にしてみてください。
- 期門(きもん)
- 健理三針区(けんりさんしんく)
- 太衝(たいしょう)
- 魚際(ぎょさい)
- 卒谷(そっこく)
どこにあるツボなのか、名称だけでは分からないですよね?
次からこれらのツボについて、詳しく見ていきます。
1:期門(きもん)
二日酔いに効くツボはいくつかありますが、代表的なのが「期門(きもん)」と呼ばれるツボです。
これは両乳頭の真下と、肋骨が交わる場所を指します。
押すのは右側の「期門」だけです。
期門に両手の人差し指と中指、さらに薬指と小指を重ねあてて、そのまま上体を倒して刺激をします。
2:健理三針区(けんりさんしんく)
次に肝臓の働きを活性化して、アルコールの分解を促すツボですが、これは「健理三針区(けんりさんしんく)」と呼ばれています。
場所は、手のひらの中央からやや手首よりの部分です。
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少し刺激をすると、鈍い痛みを伴う場所で、そんな痛みを感じるのはこのツボだけです。
手の平の手首側中央付近を押してみると分かるかもしれません。
このツボを親指で強くもむか、つまようじを10本ほど輪ゴムで束ねて、「健理三針区」がほんのりと赤くなるまで軽くつつきましょう。
3太衝(たいしょう)
アルコールの分解を助けるツボは、足にもあります。それが「太衝(たいしょう)」と呼ばれるツボです。
これは足の親指と人差し指の間を、手の指で足首の方向へこすり上げていくことによって、甲の上で2本の骨が交わり、小高く盛り上がっている部分があります。
その手前が「太衝」になります。
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左右にこのツボはありますが、二日酔いを解消するには右足の「太衝」を刺激すると酔いと言われています。
これは肝臓が右よりに位置していることが原因です。
刺激するときは、指の腹すじを使ってしごくように押します。
指の代わりにボールペンのキャップなどの先が棒状のものを使って刺激をしましょう。
1日に何回行っても構いません。
4:魚際(ぎょさい)
アセドアルデヒドが体内に残ることにより、二日酔いの諸症状が発生します。
肝臓が分解をしてくれない限りは、体内に残り続けるので、肝機能を高めてくれるツボ「魚際」を押すと効果的です。
親指には、側面側に骨が出てゴツゴツとした場所がありますよね?
この部分が魚際となりますので、強く5秒ほど押すのを1セットとして、7セットほど繰り返してください。
5:卒谷(そっこく)
二日酔いでは、頭痛の他に「吐き気」という不快な症状が発生します。
頭痛なら、まだ何とか立ち上がって行動はできますが、吐き気ともなれば電車や車に乗るのに抵抗を感じますよね?
そんな二日酔いの吐き気を抑えてくれるのが、「卒谷」と呼ばれるツボです!
場所が難しいので、上部に示した図を参考にしながら探してみてください。
コツとしては、手で耳を前方に倒して、耳で耳の穴にフタをするようなイメージを抱くことです。
この時に、耳の上端部から指2本ほど上に移動すれば、そこに卒谷があります。
痛みを感じる手前程度の強さで、5秒押して戻すという動作を3分ほど繰り返してください。
ツボを刺激する際の注意点
二日酔いに効果的なツボはいくつかありますが、ツボを押すときには注意点があります。
それは、適度な間隔を空けることです。
またツボを強く押すと痛みが強いので、その痛みが長く続く可能性もあるのです。
適度な強さで推奨されている方法でツボを刺激してあげましょう。
いかがでしたか?
かなりキツい二日酔いですが、ツボを刺激することによってかなり軽減できます。
今回紹介した方法を覚えておき、いざという時に使ってみてはいかがでしょうか。
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