二日酔いで「下痢」が起こる原因と対処法まとめ
二日酔い時に発生する下痢。
トイレとお友達状態まではいかないでも、頻繁に便意を催すので仕事どころでじゃないですよね?
そんな二日酔いで発生する下痢を治すには、どんな方法が最適なのでしょうか?
下痢が発生する原因とは?
お酒を飲んだ翌日に下痢になってしまうのは、肝臓のアルコール分解機能や物質代謝機能が関係しているとされています。
脂質の消化吸収を助ける働きのある「胆汁」を肝臓が生成をします。
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しかし、アルコール分解など他の働きを肝臓がしていると、胆汁の生成が間に合わなくなってしまうんです。
そのため、脂肪を上手く分解することが出来なくなってしまいます。
お酒を飲んだ翌日に下痢になるのは、まさにこのためなのです。
下痢を防ぐには「おつまみ」選びが肝心
脂肪分を分解する働きを持つ胆汁が、アルコール分解に邪魔をされて上手く機能できないところに、下痢の発生要因が隠されていることが分かりました。
肝臓の働きを助けつつ、胆汁の生成にまで手が回るようにするには、お酒を飲む際の「おつまみ」選びがかなり肝心だと言われています。
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お酒を飲む時に欠かせないおつまみですが、実はお酒の酒類によって種類を分ける必要があるのだとか。
この選び方が適切であれば、二日酔い時の下痢に悩まされることもないのです。
酒類に応じたおつまみの選び方
二日酔いに発生する下痢は、酒類に応じたおつまみを選ぶ必要があります。
効果を発揮できる組み合わせは以下の通りですので、お酒を飲む際の参考にしてください。
- ビール:枝豆や豆腐料理
- 日本酒:イカやタコの刺身
- ワイン:チーズやたまご料理
1:ビール
ビールを飲むなら、枝豆や豆腐料理がオススメ。
良質なたんぱく質を摂取できるので、肝細胞の修復と再生を助けてくれます。
2:日本酒
日本酒の場合ならイカやタコの刺身が相性的にばっちり!
イカやタコには肝機能を向上させることが知られている「タウリン」が豊富に含まれているからです。
3:ワイン
ワインを飲むなら、チーズやたまご料理が決め手。
こちらもたんぱく質が豊富に含まれているのと同時に、ワインの風味を消さない働きも持っているので、特にオススメですよ!
下痢には重曹水を飲もう!
それでも二日酔い時に下痢になってしまったら、どうしたら良いのか気になりますよね。
そんなときは、重曹を入れた水を飲むことで治りが早くなります。
下痢が発生しているということは、胃酸過多が発生している可能性が高いです。
胃酸過多による塩酸分泌状態をいかにはやく解消させてあげられるかが勝負となります。
重曹は、胃酸過多の状態を解消するので体内の酸性度を低減する効果が見込まれています。
重曹水の作り方は以下の通り簡単ですので、試してみる価値はありますよ。
- 人肌程度の温度(38℃前後)のお湯200mlを用意
- 小さじ1〜2杯程度の重曹を入れれば完成
- 下痢を感じたら、その都度飲む
いかがでしたか?
二日酔いにおいて発生する下痢は、お酒のおつまみを工夫することで大きく改善させることができます。
またもし二日酔いで下痢になったとしても、重曹水を飲むことでも改善できるので、試してみてくださいね。
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