これで安心!二日酔いを予防・防止する4種類の飲み方
忘年会や歓迎会、さらには夏祭りなどシーズン毎にお酒を飲む機会はあります。
すると、ついつい飲みすぎてしまい二日酔いになることも、少なくありませんよね?
ツラい二日酔いですが、実は飲酒中に工夫をすることで防止が可能なのです!
一体、その方法とはどのようなものなのでしょうか?
二日酔いの原因から防止を考えよう
二日酔いは肝臓のアルコール分解が追いつかないときに発生します。
つまり飲みすぎが大きな原因になるのですが、同じ量でも二日酔いになる日とならない日がありますよね。
実は肝臓が分解できるアルコール量というのは、その日の体調だったり体内の様子によって大きく変わってくるのです。
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そのため自分が大丈夫なのかどうかは、飲んでからでなければ分からないという場合も多いものです。
あまり飲む量という部分には拘らずに、二日酔いを防止する方法を知るのが無難です。
二日酔いを防止する3つの「工夫」
二日酔いは、お酒を飲む量というよりも、その日の自分のコンディションが大きく関係していることが分かりました。
であるならば、二日酔いを防止する工夫を知っておく必要があります。
その工夫とは、以下のようなものが一般的です。
- 空腹状態を避ける
- 炭酸のお酒を控える
- 温かいお酒を控える
- 脂分の多いおつまみを食べる
この点について、次から詳しく見ていきます。
1:空腹状態を避ける
二日酔いになりやすい条件として「空腹」の状態が挙げられます。
空腹時にお酒を飲むと、酔いが早くなりすぐに二日酔いになりやすいのです。
そのため、防止策として事前に食べてから飲酒をします。
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空腹を避ければ血中アルコール濃度のピーク時間を遅らせたり、血中アルコール濃度のそのものの上昇を防いでくれるなど二日酔いを防止する効果が確認されています。
飲酒前に食べる物は「脂肪分」が最適です。
2:炭酸のお酒を控える
お酒を炭酸で割って飲むのが好きな人って多いですよね。
実はアルコールは炭酸で割ると、体がアルコールを吸収する速度を早めると考えられています。
その原因は炭酸が持っている「炭酸飽和」という性質が関係しています。
炭酸飽和が起こると、栄養素の吸収を促進する効果があるのですが、これはアルコールでも例外ではありません。アルコールですら吸収が早くなってしまうのです。
とある説では、血中にアルコールが吸収される時間を50%も炭酸ですと高められるのだとか。
炭酸で割るよりかは、お茶や水などで割ったほうが二日酔いの防止になります。
3:温かいアルコールを控える
温かいアルコールは、二日酔いしやすいので要注意です。
二日酔いを防止するならば、日本酒の熱燗やホットワインなどは避けて、できるだけ冷たいお酒で頂くようにしましょう。
さらに揮発性の高いアルコールは、腸管吸収だけでなく鼻粘膜からのアルコール吸収という点においても注意が必要です。
熱燗などのように温かい状態ですと、湯気がでます。
この湯気が鼻粘膜を通り脳に直接届きとても危険な状態に繋がるのです。
脂分の多いおつまみを食べると予防・防止できる
お酒を飲むときは、脂分の多いおつまみを一緒に食べることで、二日酔いを防止できます。
アルコールが体内に入ると、肝臓で処理をする前に胃を通過して胃壁を炎症させてしまうのです。
二日酔いのときに、吐き気や嘔吐をしてしまうのは、胃壁がアルコールで荒らされたことが起因しているとも。
そこで脂分の多いおつまみを食べることで、脂肪分が胃壁に張り付き「コーティング」をしてくれます。
するとアルコールによって受ける、胃へのダメージを減らせますし、脂肪分がアルコールを包み込んでくれるので、次の日までお酒が残らないのです!
二日酔いを防止するには、お酒の飲み方に注意が必要だという点が理解できたのではないでしょうか?
お酒に強い人でもその日の体調によって、酔いが早くなる場合も十分に考えられます。
二日酔いにならないためには自分の状態を知ることも重要です。
貴重な時間を無駄にしないためにも、二日酔いの防止には注意を向けていきましょう。
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