酒飲み必見!二日酔いで頭痛が起きる4つの原因と解消法
お酒を飲んだ次の日に頭痛を伴う二日酔いになると厄介ですよね?
痛みのあまり仕事を休んだり、1日を無駄にしてしまうなど、その影響はかなり大きなものです。
二日酔いに伴う頭痛は、何が原因でどうすれば対処できるのでしょうか?
二日酔いで頭痛が起きる5つの原因
どうして二日酔いになると、頭痛が発生するのか。
気になっている人も多いのではないでしょうか?
二日酔いで、ズキズキとした頭痛が起こるのは、以下の原因が考えられています。
- アセドアルデヒド
- アデノシン
- 低血糖症・脱水症状
- メタノール
どれが原因かによって、解消する方法も異なるので次から詳しく見ていきます。
1:アセドアルデヒド
二日酔いという状態は、体の中でアルコールを完全に分解できていない状況を言います。
アルコールは、体の中に入ると毒物だと認識され、肝臓が一生懸命に分解をするのです。
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この分解を行った過程でアルコールは、アセドアルデヒドと呼ばれる物質に変化をします。
これが血液の中に入り込み血管を拡張させて、頭痛を発生させる原因に。
二日酔いの頭痛を治すには、拡張された血管を収縮する働きをもたらすことが、重要になる訳です。
アセドアルデヒドの頭痛を治す方法
では、アセドアルデヒドと呼ばれる毒物が影響する頭痛を、解消する方法はどういったものなのでしょうか?
この毒物を素早く分解してくれる食品として、「しじみの味噌汁」が一番有力です!
しじみには、アラニンやグルタミンが豊富に含まれており、これらが肝臓の働きを活発にさせてくれます。
アセドアルデヒドは、肝臓で分解されるので、働きを強化させておけば二日酔いの頭痛もすぐに解消できるでしょう。
2:アデノシン
お酒の中には、「アデノシン」を含んでいるものがあります。
このアデノシンは、体内に入ると血管を拡張する作用があるのです。
お酒を飲むと、血流が良くなるというのは、このアデノシンのおかげなんですね。
ところが、飲みすぎるとアデノシンが必要以上に多くなってしまい、脳の血管が拡張されてしまいます。
脳の血管が拡張されれば、鼓動に合わせてズキズキといった特徴的な頭痛を引き起こしてしまうのです。
アデノシンの頭痛を解消する方法
アデノシンの頭痛を治すには、「コーヒー」を飲むのが良いでしょう。
コーヒーに含まれているカフェインは、血管を収縮させる作用を持っているので、アデノシンによって拡張された血管を収縮してくれます。
そうすれば、頭痛は消えてなくなりますよ!
3:低血糖症・脱水症状
アルコールを肝臓が分解をする過程で、体内にある水分を大量に消費します。
すると、脱水作用が働き髄液中の水分をも失われてしまい、低圧状態になるのです。
低圧状態になれば、脳周囲の神経や筋肉が刺激を受けて、頭痛が発生する訳ですね。
また、アルコールは「利尿作用」があるので、頻繁におしっこに行きたくなります。
お酒という水分を摂取していても、体内からは水分がどんどん失われていき、「脱水症状」を引き起こして、頭痛になることも十分に考えられるのです。
低血糖症・脱水症状の頭痛を解消する方法
二日酔いに伴う頭痛を抑えるには、アセドアルデヒドを素早く分解させる必要があります。
それには何よりも水分補給が必須です。
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それを抑えるには、水分補給が何よりも効果的です。
水分補給と言っても水やお茶では効果が薄いことが分かっています。
お酒を代謝するときに、ミネラルも失われていますから、スポーツドリンクなどの浸透圧が調整された飲料が効果的でしょう。
4:メタノール
アルコール度数の高いお酒には、多くの「メタノール」が含まれています。
肝臓は、アルコール(エタノール)を分解するのは得意ですが、メタノールに関しては不得意で多くの時間が必要です。
さらに、メタノールが肝臓で分解される際には、ホルムアルデヒド、二酸化炭素、ギ酸が発生します。
これらは体にとって有害物質ですから、頭痛や吐き気、背中の痛みなどに襲われてしまうのです。
メタノールの頭痛を解消する方法
メタノールの頭痛に対して、一番の薬は「質の良い睡眠」です。
次の日にゆっくり休めるのであれば、睡眠をとってみるのが良いでしょう。
しかし二日酔いの状態で眠ろうとするのは、中々に大変かもしれません。
そんな時は、目を閉じて横になり自分の体がベッドや布団に沈みこんでいくイメージをしてみると、眠りにつくことが出来やすくなります。
二日酔いの頭痛を発生させないためには?
出来れば二日酔いになりたくないですよね?
事前に防ぐには、お酒の飲み方に注意を向けてみます。
お酒を飲むと利尿作用が働き頻繁にトイレに行きたくなるもの。
自分では水分を多く摂取していると思われるかもしれませんが、体からはどんどん水分が失われている状態です。
お酒を飲む時には、水やスポーツドリンクなどを合間合間に飲むようにしてください。
すると脱水状態にならないので、翌朝の頭痛を和らげることができるのです。
また、おつまみは脂分の多いものを選びましょう。
何も食べない状態でお酒ばっかり飲んでいると、胃や腸に負担が多くかかり炎症を引き起こす恐れがあり、二日酔いを悪化させる原因になります。
二日酔いに伴う気分の悪さや頭痛は、飲みすぎたことを後悔させるほどの力を持っていますよね。
貴重な1日を無駄にしないためにも、二日酔いになってしまってからの対処と、事前に出来る対策を覚えておき実行してみましょう。
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